ボルトの空回りはねじ切りタップで復活できる

250ccバイク『GSR250』のキャリアベースの固定ボルト
キャリアベースにワーイヤーを通したかったのでボルトを外したところ、長年の雨風によりボルトとネジ穴がさび付いて朽ち果ててしまいました。

GSR250ボルトの空回り

M8サイズのボルトですが、まったく引っ掛かりがなく完全にスカスカなので、同じサイズ(M8/ピッチ1.25)のねじ切りでは意味がなさそうです。
過剰な積載をしなければ、紐で固定しての使用でも大丈夫そうですが、気持ち的に納得できません。

GSR250ボルトの空回り

一回り太めの『M10/ピッチ1.5ボルト』への交換作業を早速開始します。
手切りのタップでは歯が立ちそうもないので「インパクトレンチ対応ポイントタップ」を購入
切削油は持ってないのでエンジンオイルで代用します。

GSR250ボルトの空回り
GSR250ボルトの空回り

下の画像ではボルトが曲がって入っているように見えますが、まぁまぁ真っ直ぐです。
重なる部分のパーツは山を作れそうにないので、ステップドリルでボルトがとおるように穴サイズを広げました。

GSR250ボルトの空回り
GSR250ボルトの空回り

強度も問題なさそうで完成です。
失敗が許されない場所でしたが、最悪は結束バンドで固定すれば良いと思ってましたので心置きなく作業できました。

GSR250ボルトの空回り