不快な金属音をどうにかしたい
キュルキュルと不快な金属のこすれるビビリ音の原因を突き止めます。
経験上ベルトの音ではありません。
一定速度以上にならないと症状がでないので、PIT内での異音再現ができません。
- エアコンを作動させ速度40kmを超えると特にひどい音が発生
- 送風、暖房運転だけ(エアコンオフ)であれば異音は発生しない
- エアコンオフの時でも、路面段差を超える時に一瞬だけ音が発生することがある
- ダッシュボード内部の助手席側足元から聞こえる気がする(ベルトであればシートの下)
これらの点から、原因はファンモーター本体か周辺に関係していると勝手に推測
色々と揺さぶったり叩いてみる
車の下に潜り込み、外装パーツやボルトの緩みを確認するも異常はなさそうです。
外装フロントパネルの脱着も検討しましたが、バンパー一体型であり大変な作業なので後回しにします。
とりあえず走行しながら、助手席同乗者がダッシュボードの至る所を叩き尽くしたが変化しません。
グローブボックスを外して確認
ダッシュボードの荷物入れ、皆さんが車検証を入れておく扉「グローブボックス」を取外します。この型のキャラバンは6本のボルトで固定されています。
秒速で解決
狭いスペースに、たくさんの部品がきっちりと収まっている印象です。
TVチューナメインユニットらしきものを奥に押すと「キュル」と発見!設置後に長い歳月を経て少しずつずれてしまったのでしょう。
完全に取外すにはカプラーや配線類を取外さなければなりませんが、今回は異音解消目的だけなので、接触箇所にスポンジテープをペタッと貼り付けて完了です。
テスト走行
エアコンのオンオフ、段差走行、高速走行にて無事に異音解消を確認できました。
今回は手の届きやすい箇所で良かったですが、天井内やモール内の配線のビビリ音だったり、反響により音源の特定が分かりずらい場合などはもう少し手こずってしまいます。
原因箇所特定までは、手の届きやすい所から徐々に徐々に奥深くに作業を進めていく必要があり、目安時間は数分~数時間~半日~1日となりかねません。